青年海外協力隊のリアルな荷物事情を移動の様子から感じてください

一体なんだったんだろう・・・あの荷物は・・・

グアテマラで2年間過ごすためにいろいろ買い揃えたオチョ(@diadecanicula)だけど、日本を飛び立ったあの日、まさか、あんなことになるなんて・・・

 

 

あれから1年

待ちわびていたぜ。

この日を、心から。

失意のうちにシンガポールから帰国した、あのとき。

ロダンの地獄の門に見えた羽田空港の到着ゲート、くぐる際に“考える人”が上から見下ろしているのではないかと、思わず見上げてしまった、あのとき。

何も無いガランとした戸越銀座のアパートに1人入居した、あのとき。

引越しの片付けに追われながらも青年海外協力隊2016春募集説明会に赴き、突然“隣に座っている見ず知らずの人を褒めてください”、との指示が出て取り敢えずメガネを褒めておいた、あのとき(あのメガネくんも無事合格したのだろうか(´・ω・`))。

いつかこいつらに一泡吹かせてやる(▼皿▼#####)”と、メラメラした闘志を心に秘めながらも取り敢えず新しい部署の上司達に愛想を振りまいて挨拶した、あのとき。

・・・

・・・

・・・

あれから1年経ったこの日、私はグアテマラ行きの片道チケットを手に、成田空港の出発ゲートを見つめていた。

見上げても、そこにあるのは色んな国の名前と色んな航空会社の名前が書かれた飛行機の時刻表、どうやらロダンの地獄の門ではないようだ。

この1年、それまで想定してきた人生と違う人生を歩むため、その準備の一環で色んなものを捨ててきた。

そのせいか、両の肩はまるで風船がついたように軽・・・

・・・

・・・

・・・

あれ、・・・軽くない。。。

たくさんのものを捨ててきたはずなのに、なぜだか・・・軽くない。。。

あれ、なんでだ、なんなんだこのずっしりした重みは。。。

もしかして私は強がっていただけで、本当はこの道を選んだことを今更ながら後悔しているのだろうか。。。

いや、違う、そんなバカな!

そんなはずは無い!

・・・

・・・

・・・あ、そうか。

肩が重いのはデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリまで荷物を詰め込んだバックパックが原因だ。

更に右手には、これまたデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリまで荷物を詰め込んだスーツケースPART1。

も一つおまけに左手には、これまたデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリまで荷物を詰め込んだスーツケースPART2。

さて、いつもの癖で前置きが長くなってしまったが、要は荷物が重かった、というお話である。

 

 

青年海外協力隊 渡航時の荷物のこと

青年海外協力隊として海外に赴く際、航空券やトランジットの際のホテルは全て優秀な旅行エージェントが手配してくれる。

青年海外協力隊駒ヶ根訓練所(KTC)で渡航上の注意を旅行エージェントから受ける時間がある。

旅行エージェント
航空会社と交渉した結果、預け荷物は通常の2個+1個で合計3個まで預けられることになりました

KTCで受けた説明会、23kgの大きな荷物を3個まで持っていけることを知り、このときはさすが優秀な旅行エージェントだ、とぐらいにしか思っていなかった。

しかし、悲劇はこのときから既に始まっていた。

持っていける荷物の数
因みに国によっては2個、下手したら1個しか預けられないところもあった。
基本的には2個、運がよければ3個、悪ければ1個、という程度に柔軟に考えておいたら良いだろう。
もちろん、超過して持っていくことも可能だがその場合の追加料金は自己負担である。 

飛行機に荷物を3個まで預けられると聞いて、駒ヶ根での訓練を修了してから出発前日まで、地元のスーパー、ドラッグストア、イオン、100均等の商業施設を練り歩き、買い物に勤しんだ。

オチョ
(2年間、それほど長くもないし、グアテマラ現地で手に入るものもたくさんあるんだから、まぁ余裕だろう)

と、このときは3個ギリギリまで持って行こうなどとは考えていなかった。

が、しかし、人間とは欲深いものである

何といっても無料で3個まで預けられるというのだから、食品、医薬品、虫対策、寒さ対策、日本文化紹介アイテム等々、思いつく限りたくさん買ってはかばんに詰め込んだ。

出発前にJICAからいわゆる支度金が支給されたことも、財布の紐を緩めた要因であろう。

そして気がついたら、私の荷物はデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリまで膨れ上がっていた。

オチョ
(んーーー、まあでもしゃーないか)

このときはそのくらいの軽い気持ちでいた。

 

 

はい、みーんな、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリ

KTCでお別れして以来、成田空港で約2週間ぶりに会うメンバーを見て、私は愕然とした。

他の皆も結局考えていることは同じなんだ、ということがわかった。

みーんな、みーーーんな、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物を持っていた。

もはや人が移動しているのかスーツケースが移動しているのか判別がつかないくらいの大量のかばんに埋もれながらの移動だ。

一緒にグアテマラに行くウエ兄だけが、お友達を子分のように引き連れ、荷物は彼らに持たせて、

ウエ兄
やっぱ持つべきものは荷物やのーて友達やで~~~

と、涼しい顔して肩で風を切って歩いていた。

デルタ航空のカウンターにて、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物を預けてほっと一安心したのもつかの間、本当の悲劇はここからである。

私達グアテマラ隊の場合、アメリカのアトランタで乗り継いでグアテマラに行くことになるが、トランジット時間の関係で、アトランタのホテルに一泊する必要があったのだ。

つまり、成田空港で預けたデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物をいったんアトランタの空港で全て受け取り、それをホテルまで持っていって、翌朝またそのデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物を持ってまた空港まで行かなければならない。

しかもそのホテルというのが、アトランタの国際空港と直結しておらず、私たちはデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物を持った状態でシャトルバスで国内線専用空港まで行き、そこから更にデルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物を持ってホテル行きのバスに乗り換えるという長い道のりで行くことになるのだ。

ウエ兄
オチョ、引越しのバイトってしたことないけど、多分こんな感じなんやろなぁ

成田空港では涼しい顔をしていたウエ兄も、アトランタではさすがに必死の形相で、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの大量の荷物を載せたり降ろしたり転がしたりしていた。

アメリカの空港で東洋人の団体が手分けしながら、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの大量のスーツケース&バックパックを運ぶ姿は現地の人々から異様な光景に映ったことであろう。

収容人数20人くらいの、国際線空港と国内線空港とを結ぶシャトルバスは私達6人+デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物でいっぱいいっぱいに埋まってしまい、貸切状態になった。

これにはビッグサイズのアメリカ人もびっくりである。

こうして、自慢の筋肉を使って日当を荒稼ぎする肉体派大学生ばりの境地で、私達はグアテマラへ向かったのであった。

アメリカで過ごす1夜、アメリカンサイズのハンバーガーで英気を養い、翌朝に控えている引越しバイト(無給)に備えるのであった。

恐ろしきかな、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリの荷物。

おしまい。

 

 

あとがき

途中まで読んでお気づきになったかと思いますが、最終的に、デルタ航空が無料で受け付ける許容範囲ギリギリってたくさん言いたいだけのブログになってしまったが、それでも最後まで読んでくださったみなさま、感謝申し上げる。

 

 

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