やってきましたこの連絡。今日も誰かが私に会いたくて連絡を・・・
残念ながら、わたしが人気者なわけではありません。
彼らのお目当ては、帰国する前に日本の家族や友人にお土産を買うこと、そのためにわたしが活動で関わっている職人さんを訪問することです。
さて、今回はそのなかでも最も隊員人気の高いアクセサリー職人のパブロさんを紹介します。
グアテマラの職人さんとの交流から生まれる様々な感動や心の動き、この記事を読んでいたいた皆さんとも、ほんの少しでもそんな感覚を共有できたらなぁ、と思います。
Contents
かわいい小物・アクセサリーを作るグアテマラのアクセサリー職人パブロさん
さて、そんなボランティアに大人気のかわいいアクセサリーを作る職人さんというのがコチラのパブロさんです。
パブロさんは以前にボランティアがホームステイしていたこともあり、兼ねてからボランティアとの交流をしてくださっていた職人さんです。
そんなパブロさんは今年で60歳、2人のお子さんと2人のお孫さん(2人目は生まれたばかりの赤ちゃん)に囲まれたおじいちゃん。
日本なら還暦を迎えるというお年でありながら今も現役で手作りのアクセサリーを、全て手作りで、せっせと作っています。
グアテマラのアクセサリー職人パブロさんの作品
パブロさんの作品がなぜ人気なのか?ボランティアたちはみんなどうしてパブロさんのところでお土産を買おうとするのか?
その理由は、まあわたしがその魅力を語るより実際に見ていただくのが早いかと・・・
んめっちゃかわいいいいいーーー!
もはや説明不要のかわいさ!
特に女性に大人気なのはコチラのピアス。
ボランティアが来ると大人気で毎回大量買いしていくので品薄状態になってしまいます。
そんなかわいい作品たち、かわいさの秘密とは?
パブロさん、なんと8歳のときからアクセサリー作りを始めたそうで、デザインや色使いは子供の頃から経験で積み重ねたオリジナルとのこと。
つ・・・つまりデザインは無限大!!
色やデザインの組み合わせを変えたら自分だけの一品もののアクセサリーも作ることができます。
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グアテマラのアクセサリー職人パブロさんの仕事、制作工程に密着
さて、これらのかわいい作品の数々はどのような工程で生まれるのでしょうか?パブロさんの仕事を見てみましょう。
パブロさんが8歳のときから使っているのがこの機織機。
え、これが機織機?
機織機というとこのような木でできた大きなものを想像する人が多いかと思いますが、パブロさんは8歳のときから使っているこのミニチュアの機織機を器用に操作して、繊細なデザインのアクセサリーをいとも簡単に作り上げてしまいます。
それはまさに職人技!
小さな機織機を器用に使いこなして一本一本の糸が織られて鮮やかな作品になっていくのはまるで魔法のようです。
できた布をせん断して、濡らして、プレスして、引っ張って、アイロンをかけて、天日干しして・・・
こうやって何日も手間ひまかけて布の強度をあげると、ようやく作品として完成します。
できた布はリボンになったりブレスレットになったりピアスになったり本のしおりになったり・・・
グアテマラのアクセサリー職人パブロさんの仕事感をインタビュー
パブロさんのおじいちゃんの時代から代々続いてきた生粋の職人パブロさん、そんなパブロさんの仕事感について聞いてみました。
後継者の方が育ってこの技術が受け継がれたらいいな、と願うばかりです
グアテマラのアクセサリー職人パブロさんとの交流を通じて
職人さんの生き方って本当にステキだなぁ、と尊敬の念を禁じえない今日この頃です。
長い歴史のなかで培われてきた技術とアイデア、そこから生み出された作品を手にしたときの感動は、表現するのが難しいけど、最新のアイフォンを手に入れたときの感動とは別の種類の、なんとも形容しがたいものです。
そしてもうひとつ、パブロさんとの交流で感じるのは、先輩ボランティアさんが作ってくれた現地の人との良好な人間関係って、ホント大切な財産だなぁということ。
歴代のグアテマラボランティアたちと交流を続けているパブロさん、そのおかげでパブロさんとの交流は到着して間もない、まだ右も左もわからない状態からスムーズにスタートしました。
青年海外協力隊のみなさん、いつかその地を訪れる誰かのために、現地の人との良好な人間関係を意識して日々活動しましょう。
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