青年海外協力隊の犯罪被害率があまりに高いので私の途上国での防犯対策を紹介する

 

突然だが、私は憂いている。

青年海外協力隊になると、同期隊員達による「途上国でこんな生活してまっす、イェイ」的な投稿が一斉にFacebookのタイムラインを占めるわけだけど、そんなリア充投稿に混じって、任地に着てからものの1・2ヶ月も経たないうちに、

「ケータイ盗まれちゃいました、ふひ~ん」

「バッグをひったくりされてしまいました、ぐすん」

などといった残念なお知らせがあがってくる。

 

これは本当にとても残念なことだ。

 

また、憂うべきことはコレだけではない。

先にグアテマラに来て活動を始めている先輩方に聞いても、「盗まれた」、「ひったくられた」といった類の話の多いこと多いこと。

日本で「ケータイ盗まれた」、「カバンひったくられた」なんて話したらご近所中が大騒ぎして回覧板が滞るぐらいの一大事件だが、ここグアテマラでは、「あ、それなら○○さんも盗まれたことあるからどう対処したらいいか聞いてみたら?」、と、やけに冷静に対応している。

いや、トラブルのときでもその冷静さを保てるのはいいことなんだけど、そんな日本ではちょっとした騒ぎになるようなことが途上国では「割とよく耳にする日常」になりかけているのが恐ろしい

 

コレはあくまで私自身が見聞きした範囲の個人的な統計に過ぎないが、青年海外協力隊の犯罪被害率はあまりにも高すぎる、と感じている。

というか、犯罪被害に遭ったことのある友人の数が爆発的に増えた。

特に青年海外協力隊はその性質上、発展途上国に派遣されるのが必然だし、協力隊の中には、それまであまり途上国に行った経験がない、という人が多いこともその原因ではなかろうか。

相対的にいえば海外生活、途上国への渡航回数が比較的多いほうだと自負しているオチョ(@diadecanicula)だけど、今後上述のような悲しいお知らせを見る機会が少しでも減ることを願って、私自身が実施している途上国での防犯対策例を記事にしてみることにする。

簡単に出来るものばかりだし、恐らく海外慣れしている人は当たり前に実践しているものばかりなので、是非ご参考あれ。

 

 

振り向くことの大切さ

 

私が実施している中でも一番簡単に出来る防犯対策がこれ。

 

 

振り向くこと。

 

何度も何度も、

 

 

振り向くこと。

 

多少大げさにでも、

 

 

振り向くこと。

特に人通りの少ない道を通るときや、銀行でお金を下ろしたときなど、ちょっと気をつけようって時に私はコレを多用している。

もうホントしつこいくらい何度も何度も、

 

 

 

振り向くのだ!(指を刺すのは挑発行為ととられる危険があるのでやめましょう)

 

こうして何度も振り向くことで得られるメリット、それは、

 

私は警戒していますアピール

 

「私は警戒していますよ~」ということ道行く人にわかりやすくアピールすること。

引ったくりにしてもスリにしても、悪者だって同じ人間だから、リスクは出来る限り負いたくないもの。

少しでも成功率を上げるために盗みやすいターゲットを前もって吟味しているに違いない。

みなさんが泥棒なら、30秒間ずっと背中を向けてふつーに歩いている人物と、

 

 

30秒間の間に何度も何度もアクロバティックな振り向きを見せる人物、

 

 

どちらをターゲットにするか?

答えは言わずもがなだろう。

振り向くだけでターゲットになる確率がぐんと下がる、こんな簡単な防犯対策、実施しない理由があるだろうか、、、いや、ない。

 

 

一番近くにいる人との距離感を測る

 

上述の振り向く、ということとも関連して、実施しているのが、一番近くにいる人との距離感を測る、というもの。

意識しているのは、「一番近くにいる人との距離感」即ち、「一番近くにいる人が万が一襲ってきても逃げ切れるorその次に近くにいる人に助けを求められる距離が確保されているか」を確認することだ。

フルマラソンを4時間15分で完走した私でも、この距離感はめちゃくちゃ余裕を持って取るようにしている。

この距離感をとっていたおかげで犯罪の被害にあわずに済んだ、という実体験もある。

 

私の実体験

学生時代、当時ヨーロッパを一人で旅していたとき、ベルギーにて、夜遅くに地下鉄を利用したときのこと。

改札口を出て出口に向かって歩いていると、前方に二人組みの男が同じ方向に向かって歩いていることに気づく。

時間も遅いし人通りも少ないので、この二人組とこれ以上距離を詰めてはいけない、と私の中でアラームが発せられた。

案の定こいつら、歩くのめっちゃ遅いし、なんかこっちをチラチラ見ている。

彼らの歩調にあわせて私もゆっくりゆ~くり歩く。

すると、階段を上る手前で、二人組のうちの一人が突然しゃがんで靴紐を結び始め、もう一人はそれを待たずにすたすたと階段を上り始めた。

私は立ち止まり、靴紐の男をじっと見た。

警戒していたので、そいつの靴紐がほどけていなかったことを知っていたのだ。

じっと見ていると、その男がこちらを振り向き、「先に行けよ」と言ってきたが、無視してじっと見続けた。

結局、痺れを切らして男達は去っていった。 

 

後から冷静に考えると、なかなかスリリングな体験だった。

もしあの時、靴紐を縛っている男を何も警戒せずに追い抜いたら、前に歩いていた男と階段で挟み撃ちにされてたんじゃないか、と今振り返ると思う。

距離感を保つことの重要性、お分かりいただけただろうか?

こちらも時間もコストもかからない、その都度意識さえしていれば誰でもすぐに実践出来ることなので、是非とも実践して欲しい。

というか、実践しない理由がない。

 

 

財布は現地調達

 

私がグアテマラで日常的に使っている財布がコチラ。

 

 

どうだろう?

刺繍が施されていてめっちゃくちゃかわいいことがお分かりいただけるだろうか?

って、いやいや、別に財布かわいい自慢がしたいわけじゃなくて・・・

ココでいいたいのは、

 

まさかとは思うけど、日本で使っていた財布と同じ財布を途上国でも使ってないよね?

 

ってこと。

んでもってまさか、日本のクレジットカードや免許証なんかを持ち歩いたりなんかしてないよね?

私に言わせればそれはかなり非常識な行為である。

こっちで使う財布なんてそこらへんのお土産屋さんで売っている安~いやつで十分

カード類は銀行でお金を下ろすときか長期間で旅行に行くときを除いて基本、持ち歩かない。

しかもお土産屋さんで売ってるやつ、結構かわいいやつあるし。

普通に気に入ってるし。

うん、これも実践しない理由がない。

というわけで、現地に到着したらまず、お土産屋さんで現地で日常的に使う用の財布を調達しよう。

 

 

ウエストポーチ最強説

 

私が犯罪被害者に話に聞く限り、モノを盗られるとき、ターゲットになるのは大きく分けて二つ。

 

 

カバン
・カバンを刃物で切られて中のものをとられる
・カバンそのものをひったくられる

ポケット
・ポケットの中の財布orケータイをとられる

 

実際、ふつーに日本で生活していたら貴重品はこのどちらかに入れてしまいがち。

でもここは途上国、日本と同じでいいのか?

と、そこで、あるアイテムを一つ加えることで第3の選択肢が生まれる。

それがこの、

 

 

ウエストポーチ!

 

ウエストポーチに入っている財布を盗まれた、あるいはウエストポーチをひったくられた、といった話を聞いたことがあるだろうか?

少なくとも私は今まで聞いたことがないし、仮にそのような事例があったとしても、カバンやポケットから盗まれるケースと比較したら格段に数は少ないであろう。

ウエストポーチがあるだけで、防犯の幅が一気に広がるのだ。

因みに私はグアテマラで一番大きいお札Q100.00-札をウエストポーチのポケットの中に入れている。(内緒ね)

仮に財布を丸ごと盗られても、被害金額を最小限に抑えるためだ。

 

ウエストポーチ最強説を唱えると、たまに耳にするのが、

 

オシャレ番町
え~、ウエストポーチ?なんかダサくな~い??

 

的なオシャレ番町たちによる苦言だ。

そんな苦言にカウンターパンチだ!

 

オチョ
いや、貴重品盗らるよりましでしょ!?

オチョ
てか、途上国での生活においてオシャレってそんなに大事なん!?

オチョ
俺はダサくても貴重品盗られない方を選ぶよ!!

 

と、おっさん的には言いたくもなるけど、ウエストポーチにもオシャレなもの、腹に密着して洋服の上からあまり目立たないもの、様々あるので、オシャレ番町の皆さんは日本にいる間によく吟味して買って持ってきたらよいかと思う。

なのでこれも実施しない理由なし!(←ちょっと無理やり?)

 

 

命が一番大事

 

何といっても命が一番大事。

青年海外協力隊で派遣されている人は皆、事前に研修等で学んでいる通り、万が一、凶悪犯罪に巻き込まれた場合は命を第一に優先し、「積極的無抵抗」を貫いて、命以外の差し出せるものは全て差し出す。

上述した防犯対策は、そのような犯罪に出来るだけ巻き込まれにくく、仮に巻き込まれても被害を最小限に食い止めるために私が実施していることのほんの一例に過ぎない。

願わくば、こういう実施例を共有して、少しでも犯罪被害に遭う人が減ってくれたらな~、と思う。

もちろん、こういう記事を書いて自分自身も再度、犯罪被害にあわないよう気を引き締めるのである。

 

 

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