カンテルタオル、実は2年間過ごしたボランティアが帰国前に必ず買っていくほど人気のお土産。
そんじょそこらのタオルとは一味違うかわいいデザインと高い品質、そしてグアテマラでは珍しい、最先端の技術を投入した工場。
そんなカンテルタオルの工場見学もしてきたので、工場見学レポートとあわせてカンテルタオルの魅力を紹介していきたいと思います。
Contents
カンテルタオルとは?場所は?お店は?基本情報
そもそもカンテルタオルって何?ってはなしですよね。はじめてこの名を聞く人が多いかと思います。私も、グアテマラにきて初めて知りました。
カンテルタオルとは、ズバリ、一言で言うと・・・
カンテルで作ったタオルです!
はい、そのまんま。
カンテルというのはグアテマラのケツァルテナンゴ県にある一つの市の名前です。
ちょうど、ケツァルテナンゴ県の中心地(シェラ)と温泉で有名なスニルとの間くらいに位置します。
シェラ、スニルの温泉情報といえばコチラの記事▼
外国人が観光で訪れるような場所ではありませんが、現地の人は「カンテル」と聞けば「タオルの工場がある場所」として有名です。
そして、市の名前であるだけでなく、このタオルを作っている会社の名前もまた、「カンテル」といいます。
「カンテル」は創業100年以上の歴史を持つグアテマラの由緒正しき老舗企業です
1874年に繊維工場としてスタートして以来、高品質な商品を作り続けている、その長い歴史だけでも高い信頼を感じます。
ちなみに、世界遺産にも登録された群馬県の富岡製糸場の開業が1872年といわれているのでほぼ同級生ですねw
詳しく知りたいという方はホームページがありますのでこちらをご覧ください。(ただし、スペイン語しかありません)
旅行者の目を引く、グアテマラ伝統衣装のデザインのカンテルタオル
さて、テーブルクロスやベビー服など、様々な商品を取り扱っている「カンテル」ですが、中でも旅行者の目を一番引くのはタオルでしょう。
グアテマラの伝統衣装のカラフルなデザインと高級タオルの融合
グアテマラにはウイピルといわれる、マヤ系先住民の女性が着る伝統衣装があります。
ウイピルはカラフルで鮮やかな色使いと、地域によって固有の柄・デザインがあるのが特徴です。
グアテマラ伝統の民族衣装についてまとめた記事がこちら▼
そんな伝統衣装ウイピルのデザインをあしらった高級タオル、グアテマラでしか手に入らない思い出の品物、お土産に最適です。
サンプルとして私が持っているタオルを紹介します。
カンテルタオル① ケツァルテナンゴ(シェラ)民族衣装の柄
黄色と紫を基調にした鮮やかな色が特徴のケツァルテナンゴ伝統柄のデザインです。
実際にケツァルテナンゴに行くとこのような柄のウイピルを着たインディヘナの女性たちをたくさん見かけます。
カンテルタオル② チチカステナンゴ民族衣装の柄
グアテマラ最大のメルカド(市場)で有名なチチカステナンゴの伝統柄デザインです。
たくさんの色を使ったラインが引いてあるのが特徴。
チチカステナンゴのメルカドはお土産買い物スポットとしてナンバーワン!▼
カンテルタオル③ ナウアラ民族衣装の柄
かわいい動物柄をあしらったナウアラの伝統柄デザイン。
裏は紺色と赤色が反転するのも特徴。
個人的に一番好きなデザインです。
いかがでしょう?
他にも3種類、いずれも魅力的でステキなデザインで、実物を目の前にするとどれにしようか迷ってしまうの必須です。
また、バスタオルは大きすぎる、という人には同じ柄のハンドタオルもあるのでおすすめです!
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高品質なお土産が売り、グアテマラ高級タオル工場を見学
目を引くのはその独特で色鮮やかなデザインだけではありません。
厚地でしっかりしているのに表面の肌触りはとても柔らかい、そんな高品質を売りにしています。
でも、途上国であるグアテマラにそんな高品質な製品を作る工場があるなんて、ちょっと想像できませんよね?
そんな疑問を払拭すべく、
実際にカンテルにある工場を見学してきました!
工場の中は撮影禁止!
まぁ、当たり前ですよね、しっかり管理されています!
それだけではなく、通路にしっかりと線を引いていたり、道具がしっかり管理されていたり、安全第一を啓発する張り紙があちらこちらに貼ってあったりと、まるで日本の工場を髣髴とさせるしっかりとした管理体制でした。
カンテルタオルの制作工程
最初に綿から糸を紡いでいく工程を見せてもらいました。
この綿がこれが↓↓↓
こうなって↓↓↓
最後こうなります!
なんと、原材料から製品に至るまでの全工程をこの工場で管理されています。
綿から糸を紡いでいく工程は全て機械化されており、全自動でどんどん作られていきます。
がしゃーーーん!がしゃーーーん!がしゃーーーん!
扉を開けると中からけたたましい音が・・・
そこは機織機ゾーン
先ほど紡がれた糸が、今度は布へと変身していきます。
その工程も全て機械によって進められていて、まるでプリンターから印刷された紙が出てくるように、糸が入っていった機械から生地が出てきます。
あれ、でもよく見ると稼動していない機械もちらほら・・・
なるほど~~~感心!しっかり管理していらっしゃる!
そして最後の工程では、人の目で品質がチェックされ、細かな刺繍などはミシンを使って人の手で仕上げられます。
そして出来上がった製品は一時的に出荷場所に保管され、それぞれ消費者の手に届けられます。
原材料の仕入れから商品の出荷まで、この工場で一括管理されているんですね。
そのほかカンテルタオルについて質疑応答
グアテマラ旅行のお土産にカンテルタオルがオススメな理由まとめ
デザインよし!品質よし!海外の高級ホテルもその品質を認めているカンテルタオル!グアテマラ旅行のお土産におひとついかがでしょうか?
私は工場見学をして、製造の現場を見ることで、余計にこのタオルが欲しくなりました。
途上国にある工場って、機織機やミシンを並べてそこにたくさんの人が手で作業しているような光景をイメージしていましたが、中身は機械を使って(しかもそれらの機械はどれもアメリカやヨーロッパから輸入されたもの)、ちゃんとした設備と管理の下で作られているんだなぁ、と、勉強になりました。
お土産で欲しいという場合は、アンティグアにあるカンテル直営販売店がオススメです。
他にもシェラやコバンなどといった都市にも販売店がありますが、ほぼ全ての旅行者が訪れるグアテマラの古都、アンティグアで買っておくのが1番確実だと思います。
アンティグアのおすすめ観光情報をまとめた記事がこちら▼
以上、グアテマラ旅行のお土産に最適な高級タオル、カンテルタオルのご紹介でした
その他グアテマラ旅行の厳選おすすめお土産情報はこちらの記事にまとめてあります▼
定番から穴場まで、グアテマラ旅行のおすすめ観光地をまるっとまとめた記事がこちら▼