グアテマラをもっと知りたい!そんな人にオススメの読むべき本、観るべき映画の要約・感想まとめ

グアテマラってどんな国?

 

コーヒー以外に何があるの?

 

マヤ文明ってどんな歴史を持ってるの?

 

と、そんな質問をされてもにわかな知識でしか答えられないオチョ(@diadecanicula)だけど、それでもグアテマラに来る前よりはだいぶ知識はついたんじゃないかなぁと思います。

というのも、グアテマラに来るにあたって、あるいは住むにあたって、グアテマラに関する本をそれなりに読んできましたからね。

グアテマラの歴史に関する本、マヤ文明、近年まで続いていた内戦、旅行記など、ジャンルを問わず、ただ、

 

グアテマラのことをもっと知りたい!

 

という思いをもっていろいろと読みあさったのです。

また、本だけでなく、映画も観ました。

 

そんな読書、映画鑑賞経験を活かして、グアテマラに関する本・映画の要約・感想をここにまとめます

これからグアテマラに行く予定のある方、旅行して以来グアテマラのことが好きになってもっとこの国のことを知りたいと思った方、そんな人たちの参考になればよいなと思います。

 

 

グアテマラの歴史を知るために読むべきオススメ本

グアテマラを知るための65章 桜井三枝子 明石書店

グアテマラの歴史について、基本知識を浅く広くでよいから全般知りたい、という人にまずオススメしたい一冊。

グアテマラに関する本の導入としてうってつけです

古代マヤ文明の盛衰、スペインによる侵略と統治、そしてそこからの独立、グアテマラ国内で起きた内戦とマヤ系先住民(インディヘナ)の迫害、ジェノサイド、そしてその内戦を終えた今、と、グアテマラの歴史全般を網羅したまさにグアテマラ版の歴史の教科書とも言うべき一冊

また歴史にとどまらず、宗教、習慣、芸術といった文化的な側面においても余すことなく有用な情報が盛り込まれており、グアテマラに行く前に目を通しておいて損はないです。

グアテマラ出身の音楽家、ホルヘ・サルミエントスの話や、グアテマラの古都アンティグアでその生涯の幕を閉じた日本人写真家、尾須弘平の話など、日本の歴史の教科書には出てこないグアテマラに所縁のある人物のお話も豊富にあります。

もちろん、グアテマラに行ったら必ず旅行者の目を引く、紀元前から脈々と続いているといわれているマヤの伝統的な機織文化のお話も。

 

私の名はリゴベルタ・メンチュウ -マヤ・キチェ族インディオ女性の記録- エリザベス ブルゴス著 高橋訳 新潮社

グアテマラの歴史の中でも、特に1970-80年代に起こったグアテマラ内戦の黒い歴史に焦点を当てた一冊。

内戦当時、多くの家族や友人を失いながらもかろうじて国外に脱出したマヤ系先住民インディヘナ女性のリゴベルタ・メンチュウさん。

グアテマラでインディヘナに対する差別、搾取、暴力と戦い続けた彼女の口から語られるグアテマラの内戦の様子はとても生々しく、凄惨なものです。

この本が出たことをきっかけに、世界中の人がグアテマラ内戦の悲惨な現状を知り、リゴベルタ・メンチュウさんはこれをきっかけに1992年にノーベル平和賞を受賞しています。

そんな、歴史的にも非常に貴重な1冊、旅行で見る表面的な景色とは違ったディープなグアテマラの歴史まで知りたいという人にオススメの1冊です。

 

この本に関する詳しい読書感想は以下の記事にまとめました▼

差別・虐殺 グアテマラ内戦の歴史を書いたオススメ本「私の名はリゴベルタ・メンチュウ」 要約・感想

2018.05.26

 

グアテマラ虐殺の記憶-真実と和解を求めて- 飯島みどり/狐崎知己/新山志保子 訳 岩波書店

こちらも、グアテマラ内戦当時の黒い歴史に焦点を当てた1冊。

終始1人称で語られる「私の名はリゴベルタ・メンチュウ」とは違い、本書は当時実際に起きた事件の資料、統計的なデータ、そして数々の“当事者たち”による証言により作られた本であり、より客観的に内戦の状況をうかがい知ることが出来ます

「私の名はリゴベルタ・メンチュウ」とあわせて補完的に読むことをオススメします

こちらも、出てくる証言は、やはり眼を覆いたくなるような残虐な行為の数々です

恐怖による民心のコントロールは恐ろしい、と、改めて思わされます。

 

 

著者の目を通してグアテマラを見るためのオススメ旅行記

グアテマラの弟 片桐はいり 幻冬舎

少し重たいグアテマラの歴史から離れて、もっとポップにグアテマラのことを知りたい。

そんな人にオススメなのは、グアテマラの人々の生活に溶け込んでそこで垣間見えるグアテマラ人の一風変わった所作や日本文化との違いを独特な視点で書き綴った旅行記「グアテマラの弟」

テレビや舞台などで活躍する女優の片桐はいりさんが、グアテマラに家庭を持つ実の弟とその家族との交流を経て感じたことを中心に書かれています。

テレビ画面では独特な演技でたまにクスリと笑ってしまうような場面を目にすることが多いですが、この本でもその視点や文章が独特で、クスクス笑いながら読み進めることができます。

グアテマラ生活あるあるも満載で、一度グアテマラを訪れたことのある人は寄り一層楽しめるかと思います。

 

この本に関する詳しい読書感想は以下の記事にまとめました▼

[読書感想・レビュー] 片桐はいりさんの著書「グアテマラの弟」は心揺さぶられる家族のお話

2017.11.11

 

 

グアテマラの景色・人々・文化を映像で観るためのオススメ映画

火の山のマリア

グアテマラ農村地に暮らすマヤ系先住民インディヘナ女性とその家族を描いた、世にも珍しいグアテマラ映画。

カンヌ国際映画祭で銀熊賞を取るほど話題になった作品でもあります。

言語の壁、人種の壁、ジェンダーの壁、親子の壁、数々の壁の常に「弱者」の側に立つインディヘナ少女が困難にぶつかりながらもぶれない信念と家族の絆を持って力強く生きる姿を描いた映画です。

エンターテイメント性のある映画ではありませんが、インディヘナの風習や価値観、グアテマラに住むということの難しさ、古くから伝わる生活と近代文明との調和など、いろいろと考えさせられるきっかけをくれる映画です。

 

この映画に関する詳しい感想は以下の記事にまとめました▼

[映画] グアテマラ舞台「火の山のマリア」 マヤ系先住民インディヘナ女性の物語 感想・レビュー

2018.06.28

 

リメンバー・ミー(原題:COCOココ)

2017年アカデミー賞〇〇をを受賞して世界中で大ヒットしたディズニー・ピクサー映画のリメンバー・ミー。

2018年に日本でも公開されて〇〇を記録するなど話題になりました。

あれ・・・待てよ・・・リメンバー・ミーの舞台って確かグアテマラじゃなくてメキシコでは・・・

と、勘のいい方はお気づきかもしれません。

その通り、リメンバー・ミーはメキシコを舞台にした映画です。

でも、メキシコの中でもマヤ系インディヘナが占める人口が多い地域が舞台となっており、死者の日を祝う風習などはグアテマラにも残っていたりと、共通点が多いのであえて入れさせていただきました。

実際、映画を観ながら出てくる景色や主人公たちの所作など、グアテマラでみる光景にそっくりなところが多かったです。

また、ご先祖様を大事にする風習はどこか日本のお盆の文化とも共通するところがあり、死者の日の世界観にとても入りやすいのもこの映画の特徴です。

 

この映画に関する詳しい感想は以下の記事にまとめました▼

[映画感想] リメンバー・ミーをオススメする理由(見所・感動シーン)と「死者の日」と「お盆」について

2018.02.20

 

 

グアテマラに関する本を読むこと、グアテマラのことをもっと知ること

私は、元々はグアテマラとは縁も所縁もない日本人です。

ただ、たくさんの偶然が重なって、たまたまグアテマラに住む機会を得ました。

それまでは、恥ずかしながらグアテマラという国がどこにあるのかすら知りませんでした。

そんな私ですが、グアテマラに来てそこで生活する機会を得たのをきっかけに、こうして本を読んだり映画を観たりして、そうしながら色んなことを考えたり学びを得たりするきっかけになりました。

結局、グアテマラのことを知る一番の方法は、直接グアテマラに行くことなのでしょう。

この記事に書いたことも、グアテマラにこなければ出会わなかった本や映画ばかりです。

人との縁と同じくらい、本との縁も大事にしたい、今日この頃。

 

 

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