青年海外協力隊の駒ヶ根訓練修了から出国直前までにした3つのスペイン語学習




青年海外協力隊としてグアテマラに来て、実際にスペイン語を駆使して活動しているオチョ(@diadecanicula)だけど、私が実際に「出国直前」にしたオススメのスペイン語勉強法を紹介したいと思う。

なぜ「出国直前」にフォーカスを当てる必要があるかというと、

 

 

「出国直前」が一番勉強しないから

 

 

である。

 

青年海外協力隊に限らず、中・長期間海外に行くとなると出国直前に必ず訪れるのが、送別会ラッシュであろう。

それに渡航準備や人間関係の整理に何かと時間をとられるものである。

経験上、ほぼ100%の確立で、それまでと同じ量の勉強はこなせなくなるだろう。

まして駒ヶ根訓練所で必死こいて勉強していたら、訓練が終わったときの開放感で気の緩んでモチベーションが一気に急降下する

そして人によってはこの時期に覚えたことが頭から抜けて、今まで積み重ねてきたスペイン語力が一気に低下してしまう。

 

だからこそその前提で、「でもコレだけはやっとこう」、という勉強する内容を絞り込む意味がある。

この記事で紹介したいのは、私が実際に3つまで絞り込んだスペイン語勉強法をである。

もはや勉強と呼んでよいものかも疑わしいゆる~~~い内容だけどね。

 

 

文法用語を覚える

まず第一は文法用語を覚えることである。

日本で日本語のテキストを使ってスペイン語を勉強していて盲点になるのが、文法用語のスペイン語単語を覚えることであろう。

文法用語とはつまり、「名詞」とか「目的語」とか「過去分詞」とか「接続法」などといった、文法を勉強するときによく出てくるアレである。

 

これらを覚えているかどうかで、現地の語学学校に行ったときにその差が顕著に現れる。

まずこれらを覚えておくと、現地の語学学校にいったときに、スっと文法の勉強に入ることができる。

スペイン語でスペイン語の文法を勉強すると、日本語で論理的に理解していたことがもっと感覚的な理解になって、より理解が深まるという効果がある

 

逆にこれらを覚えておかないと、せっかくの現地語学学校での学習がスペイン語会話だけになってしまう。

それはもったいない。

スペイン語会話なんて、生活していたら日常でする機会はいくらでもあるんだし。

それに文法用語は数も限られていてそんなにたくさんあるわけでもないので、最低限これだけはこの短期間で集中的に覚えてしまうことをオススメする。

 

 

スペイン語の歌を覚える

さて、冒頭にもいったように、出発直前はモチベーションが上がらないものである。

そんなときに、机に向かって勉強しようなんて考えたら、逆に億劫になって何も出来なくなってしまう。

だから、机に向かってする勉強は上述の、「文法単語を覚える」まででよい。

あとはもっと、勉強っぽくない勉強をする。

 

そこで二つ目にオススメするのは「スペイン語の歌」を覚えることである。

みなさんにも、意味はよく分からんけど歌うことができる洋楽の一つや二つあるのではないだろうか。

「単語を記憶しよう」と努力してもなかなか入ってこないけど、「歌詞を覚えよう」というモチベーションで覚えたほうが抵抗がないのは不思議なものだ。

それにスペイン語の歌を覚えておけば、現地に来たときにホームステイ先の家族や職場の同僚の人たちとコミュニケーションするにも役に立つ

 

外国人が日本の歌を歌ってくれたら嬉しいように、現地の人も日本人がスペイン語で歌を歌ったらそれはそれは喜んでくれる。

 

そこで、オススメの歌を以下に紹介する。

 

Las Mañanitas

ラテンアメリカで誕生日などの祝い事のある日に歌う定番ソング。

家族や友人の誕生日のときに披露したらウけること間違いなし!

貼り付けた動画は他の動画よりアレンジが少ないので聞きやすいですよ。

 

 

Despacito

ラテンアメリカで、今一番流行っているヒットソング。(あのジャスティンビーバーもカバーした)

町中でもよく耳にするし、ダンスバーなどでもよく流れているので知っておくとノれる!(但し歌詞は少々エロチックである)

 

La Bamba

世界中でヒットしたスペイン語の歌といったらコレ!

あれ、どこかで聴いたことあるような気も、、、と思ったらの車のCMやビールのCMにも採用されているのである。(あれスペイン語だったんだ~、ってなる)

この記事書くためにYoutube調べてたら、なんとあのDragon Ashも歌ってた。

画像見たら・・・あ~・・・ライブ行きたい・・・ってなってしまった・・・(←勉強しない人の思考パターンだぜ!)

 

 

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ラジオを聴く

上述の2つが出来たらもう十分!もう勉強しなくていーや!

読んだり覚えたりするのはこれくらいにして、あとは、、、そーだな、、、スペイン語のラジオでも聴いておこう!

ていうくらいのノリで最後にスペイン語のラジオを聴いとくことをオススメする。

意味なんて分からなくてもいいから、「耳に馴染ませられればいっか」くらいのモチベーションで、一日一回ラジオを聴く時間を作るだけ。

 

一番無難でオススメなのはPodCastで聴くNHKニュースのスペイン語版

1回のニュースがおおよそ10分前後なので、時間もそれほどとられないし、フツーにテレビで流れているニュースと内容は一緒なので、単語が聞き取れなくても「あ~なんとなくこのニュースのこと言ってるな~」って感じで内容にもついていける。

これは実際に任地についた後でもWi-Fi環境さえあれば継続できるので、日本にいるうちからやっておいて損はしない。

 

 

私の場合

オレは訓練で勉強したペースを出国まで継続できる!

と、自信のある人はそれを実践したらいいし、本当に出来たらそれが一番素晴らしいことかと思う。

ただ私の場合は、「絶対に勉強しなくなる」自信があったので、その前提で上述の3つに勉強内容を絞って実践した。

実際、マジで笑えるくらい勉強しなくなった!

出国前、こたつで弟とゲームばっかりし過ぎて親に呆れられたのはここだけの話。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

一部上場企業での海外営業、シンガポール駐在を経て、いろいろあって気がついたらグアテマラでボランティア。30にして「レールから外れる」を経験した男の働き方観、離婚経験を含む生活観、そしてボランティアとして生活したグアテマラの魅力、スペイン語学習方法を中心に発信します。