スペイン語の点過去と線過去 使い分けの練習に昔話

オチョ
う~ん、なんだかな~、う~ん

 

ホセ
あれ、どうしたのオチョ?またわかりやすくなやんでいるけど

 

オチョ
あ、ホセ、いやさぁ、なんでスペイン語って点過去と線過去って過去形が2種類もあるの?

 

ホセ
あ~、スペイン語の過去形で悩んでいるんだ・・・

 

点過去と線過去の使い分け、スペイン語を学んでいると悩みますよね

英語だったらそんな使い分けせず、動詞の最後に -ed をつければ過去形になったわけですから。

もしかしたら使い分けが苦手で、活用が比較的簡単な線過去で全部言ってしまっている人もいるかもしれません。

でも、こういうのは勉強しはじめが肝心です。

変なくせをつけると後になって直しにくくなってしまうので、学習初期のうちに使い分けを繰り返し練習する必要があります。

 

ホセ
日本で有名な昔話ってなに?

 

オチョ
日本で有名な昔話?それはやっぱ桃太郎かな

 

ホセ
じゃあその桃太郎っていうやつでスペイン語の点過去・線過去のイメージをつかむ練習してみよう!

 

というわけで、この記事では日本の昔話を使ったスペイン語の点過去・線過去のイメージをつかむ練習方法を紹介します!

 

 

レッスン1 桃太郎の冒頭シーンは点過去?線過去?

レッスン1 桃太郎の冒頭シーンは点過去?線過去?

 

ホセ
桃太郎はどんなシーンではじまるの?

 

オチョ
えっと・・・確かおじいさんが山へ芝刈りに行っておばあさんが川へ洗濯に行って・・・

 

ホセ
あぁ・・・それけっこう間違えてる人いるんだけど、正確には柴刈りね、つまり薪を集めていたってこと

 

オチョ
(え?・・・なんで知ってる・・・?)

 

例文: おじいさんが山で柴刈りをしていた頃、おばあさんは川で洗濯していた

 

点過去と線過去を勉強するとき、まず始めに二つの動詞が出てくる文章を使ってそのコントラスト(対比)をイメージしながら学ぶとよいです。

 

ホセ
おじいさんが山で柴刈りをしていた頃におばあさんは川で洗濯していた、ってイメージを図で表すとどんな感じ?

 

オチョ
う~ん・・なんとなく・・・

 

レッスン1 桃太郎の冒頭シーンは点過去?線過去?

 

オチョ
こう、二つの線が平行しているイメージ

 

ホセ
それを点過去か線過去かでいうと?

 

オチョ
うーん、二つの平行線だから・・・両方線過去?

 

ホセ
正解

 

Cuándo el abuelo colectaba leñas, la abuela lavaba ropas.

 

彼が日本で働いていた頃、彼女はアメリカで働いていた 
Cuándo él trabajaba en japón, ella trabajaba en estados unidos.

東京で雨が降っていたころ、大阪で雪が降っていた
Cuándo llovía en Tokio, nevaba en Osaka.

父が大学生だった頃、私は赤ちゃんだった
Cuándo mi padre era estudiante de universidad, Yo era bebé.

などなど

 

 

レッスン2 桃が流れてくるシーンは点過去?線過去?

レッスン2 桃が流れてくるシーンは点過去?線過去?

 

ホセ
じゃあ、その次はどんなシーンかな?

 

オチョ
えっと・・・確かおばあさんが川で洗濯しているところに大きな桃が流れてくるんだよ

 

ホセ
なるほど~、岡山名物の桃だね

 

オチョ
(え?・・・岡山って・・・なんで知ってる・・・?)

 

例文: おばあさんが洗濯していたときに大きな桃が流れてきた

 

これも、先ずは二つの動詞のコントラストをイメージしてみよう

 

洗濯していたときに桃がきた

 

洗濯しているときに・・・桃がきた・・・

 

レッスン2 桃が流れてくるシーンは点過去?線過去?

 

オチョ
なんとなくだけど、「洗濯しているとき」のほうが幅があって、それに対して「桃がきた」のほうが鋭利な感じかな

 

ホセ
お、つまり、そのコントラストのイメージを線過去か点過去かでいうと?

 

オチョ
「洗濯しているとき」が線過去で、「桃がきた」が点過去かな

 

ホセ
正解!そのなんとなくのイメージ通りであっているよ。

 

Cuándo la abuela lavaba ropas, un durazno grande llegó del río.

 

二つの動詞が重なるとき、幅のあるイメージが線過去、それに対して鋭利なイメージのある動詞が点過去です。

 

彼女が料理をしていたときに、弟から電話がかかってきた
Cuándo ella cocinaba, su hermano le llamó.

私が走っていたときに、友達に会った
Cuándo yo corría, encontré a mi amigo.

ホセさんが勉強していたときに、誰かが家に来た
Cuándo José estudiaba, alguien vino a casa.

などなど

 

 

レッスン3 桃を持ってかえるシーンは点過去?線過去?

レッスン3 桃を持ってかえるシーンは点過去?線過去?

 

ホセ
大きな桃は、その後どうなるの?

 

オチョ
えっと・・・おばあさんがそれを家に持って帰って

 

ホセ
そのときおじいさんはもう家にいたの?

 

オチョ
え・・・あれ・・・どうだったっけな・・・

 

ホセ
まあそこは物語でも触れられてないから、仮におじいさんは既に家にいたとしよう

 

オチョ
(あ・・・そうなの・・・)

 

例文: おばあさんが桃を持って帰ったとき、おじいさんは家にいた

 

ホセ
さて、この「もって帰る」と「いる」のコントラストはどんなイメージ?

 

オチョ
あれ、これはたださっきと逆なだけじゃない?

 

レッスン3 桃を持ってかえるシーンは点過去?線過去?

 

オチョ
「もって帰る」が鋭利なイメージだから点過去で、「いる」が幅のあるイメージだから線過去、かな?

 

ホセ
正解!もうこの点過去と線過去のコントラストはばっちりだね!

 

Cuándo la abuela llegó a casa llevando el durazno grande, el abuelo estaba en casa.

 

私が学校に着いたとき、先生はそこにいなかった
Cuándo yo llgué a la escuela, el maestro no estaba ahí.

彼が家を出たとき、雨が降っていた
Cuándo él salió de casa, llovía.

兄が犬を見つけたとき、犬は濡れていた
Cuándo mi hermano encontró el perro, ese estaba mojado.

などなど

 

 

スペイン語 点過去は「~た」で線過去は「~ていた」で使い分け?

スペイン語 点過去は「~た」で線過去は「~ていた」で使い分け?

 

オチョ
あ・・・おれ・・・すっごい重要なことに気がついちゃった

 

ホセ
ん?どんなの?

 

オチョ
日本語で「~た」で終わるのが点過去で、「~ていた」で終わるのが線過去なんじゃない?

 

ホセ
なるほどね、じゃあこの例文は?

 

例文: 昨日、昼寝中だったのに電話がきやがった

 

オチョ
え?・・・えと、昼寝中・・・てことは「昼寝していた」だから線過去で、電話がきやがった・・・てことは・・・

 

ホセ
いちいちそうやって日本語を直してからスペイン語に翻訳するの面倒じゃない?

 

オチョ
た・・・確かに・・・

 

スペイン語のニュアンスを日本語に置き換えて覚えるこれだといつまでたっても翻訳作業から抜け出せなくなってしまいます。

そのような手間を省くためにも、練習段階からスペイン語のニュアンスをイメージで覚えるようにしたほうが後々、楽になりますよ。

単語でも時制の用法でもイメージで覚えることが必要です。

 

単語をイメージで覚える勉強方法もあわせて参考にしてください▼

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レッスン4 桃を割るシーンは点過去?線過去?

レッスン4 桃を割るシーンは点過去?線過去?

 

ホセ
じゃあ最後、持って帰った桃をどうするの

 

オチョ
えっと・・・確かその桃を割ると、中から桃太郎で出てくるんだ

 

ホセ
なるほど~、桃から出てきた男の子だから桃太郎か

 

オチョ
(え?・・・男の子って・・・さては全部知ってるな・・・?)

 

例文: おじいさんが桃を割ったら桃太郎が出てきた

 

桃を割ったら桃太郎が出てきた

桃を割ったら・・・桃太郎が出てがきた

 

レッスン4 桃を割るシーンは点過去?線過去?

 

オチョ
う~ん、この二つの動詞は交差しないから・・・こんな感じかな

 

ホセ
そうだね、正確には桃を割って、そのあと、桃太郎が出てきた、っていうことだからね

 

オチョ
じゃあ点過去と点過去、でいいんじゃないかな

 

ホセ
正解です!

 

El abuelo cortó el durazno, y Momotaro nació de él.

 

彼は倒れて病院にいった
Él se cayó, y fue a hospital.

私が探したら見つかった
Yo lo buscqué, y encontré.

兄がそれを母に言って、母は黙った
Mi hermano lo dijo a madre, y ella se calló. 

などなど

 

 

点過去と線過去のイメージがつかめたらとにかく練習あるのみ

点過去と線過去のイメージがつかめたらとにかく練習あるのみ

以上のようにして、スペイン語の点過去と線過去のイメージがついたらあとは練習あるのみです。

昔話はそんな点過去と線過去のコントラストのイメージをつける練習にうってつけの教材なので、身近な昔話でやってみましょう。

 

ホセ
桃太郎は大人になって(大人の頃)、旅に出た

 

オチョ
線過去、点過去

 

ホセ
桃太郎が旅をしていたら犬、サル、キジが現れた

 

オチョ
線過去、点過去

 

ホセ
犬、サル、キジにきび団子を与えたら、彼らが仲間になった

 

オチョ
点過去、点過去

 

ホセ
彼らが鬼が島に着いたとき、鬼たちはお酒をのんでいた

 

オチョ
点過去、線過去

 

ホセ
桃太郎たちは鬼を退治して宝を持って帰った

 

オチョ
点過去、点過去

 

と、こんな感じで昔話を使ってそのシーンを思い浮かべながら二つの動詞が含まれる文章を作り、そのコントラストから点過去か線過去かのイメージを作って練習する、という勉強方法、おすすめです

なお、この方法はコントラストを使ったイメージの練習に焦点をあてていますが、点過去、線過去、単体でどう使い分けをするか、というコツはまた別の記事で解説します。

 

単体での点過去・線過去の違い、使い分けはキーワードを使うことをおすすめしています▼

関連記事

 

この記事とセットで読んでいただくと、少なくとも点過去・線過去にそれまで抱いていた苦手意識は軽減するかと思います。

 

 

オチョ
ところでさ、ホセ・・・

 

ホセ
ん?なに?

 

オチョ
桃太郎の話、最初から知っていたでしょ?

 

ホセ
あ、バレた?

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

一部上場企業での海外営業、シンガポール駐在を経て、その後とある出来事をきっかけ気がついたらグアテマラでボランティアやってます。グアテマラの魅力、スペイン語学習方法を中心に発信中!