神秘の泉 メキシコ トゥルムのCenote Dos Ojos (セノーテ ドス オホス)で淡水の洞窟ダイビング




メキシコのカンクンといえば中米屈指のリゾート地。

白い砂浜、青い海、ボートで少し離れたところにはイスラデムへーレスやコスメル島といったリゾートアイランドもあり、日本では新婚旅行の行き先としても人気のスポットです。

1回目の結婚のときの新婚旅行は地元の温泉たったオチョ(@diadecanicula)だけど、そんなカンクンで世にも珍しい

 

洞窟の中でする

 

淡水の

 

スキューバダイビング!!

 

を、経験したのでレポートします!

 

 

カンクンからバスで1時間半 マヤ遺跡とグランセノーテで有名なトゥルム

ダイビングが目的でない旅行者にとってもトゥルムは魅力的な町です。

場所はカンクンからバスで1時間半くらい離れたところにあるトゥルム、ここには2つの目玉観光スポットがあります。

 

先ず1つはトゥルム遺跡

ユカタン半島に点在する古代マヤの遺跡群の一つ。

 

巨大なピラミッドこそないが、美しい海岸沿いにたたずむマヤの遺跡は多くの観光客が訪れます。

 

因みに早くダイビングに行きたかった私達はこの美しい遺跡を

 

 

ほとんど観光せずに駆け抜けましたちょっと早歩きで観光しました。

 

 

もう1つはグランセノーテと呼ばれる大きな洞窟井戸

そもそもCenote (セノーテ) とは↓

セノーテ(西: cenote) はユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。泉の下層には大規模な鍾乳洞が水没していることが知られている。水面下では決して形成されることのない鍾乳洞が見られるのは、次のように説明されている。氷期の海水準低下時に形成された長大な地下川型洞窟系が後氷期の海面上昇にともない、内陸部では地下水位が上昇することによって洞窟系全体が水没した。このような洞窟の天井の一部が崩落して陥没ドリーネが生じた結果、セノーテができた。

Wikipediaより引用

 

多くの旅人がこの、ユカタン半島にしかない自然の神秘を求めて訪れるのです。

 

 

グランセノーテではなくドス オホスを選択した理由

本当はグランセノーテでシュノーケリングするつもりでトゥルムを訪れました。グランセノーテのほうが日本人旅行者には有名のようだったので。

そこで、タクシーの運ちゃんに

 

オチョ
ブエノスディアス、アミーゴ!セノーテに行きたいんだけど

 

と聞くと、

 

運ちゃん
オラ、アミーゴ!セノーテ?どのセノーテ?いろいろあるけど

 

と返されて、

 

オチョ
(あれ、セノーテってグランセノーテだけじゃないんだぁ・・・)

 

となればどこが一番いいのか調べたくなったので近くのツアー会社に入って調べてみたところ、セノーテドスオホスの存在とその魅力を知りました

 

まず、セノーテドスオホスはグランセノーテの倍以上大きい

名前的に、グランセノーテが最大だと勘違いしていたので先ずその点に驚き。

 

しかも、

 

水深も十分あるのでシュノーケリングよりもダイビング向きのスポット

ダイビングライセンスを取って以来5年くらい経つけど、これまで洞窟ダイビングはおろか、淡水のダイビングというものを経験したことが無かった私は、

 

オチョ
もうここで経験しなきゃ次にいつそんなチャンスがあるかわかりゃしない!

 

 

ってことで気がついたらウェットスーツに身を包んでいました。

こうしてセノーテドスオホスでダイビングすることに決めたのです。

 

 

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行って正解 トゥルムのCenote Dos Ojos (セノーテ ドス オホス)

洞窟に突如として現れたオアシス、目の前に広がるコバルトブルー

 

まさに自然の作り出した芸術作品

 

到着してから、「こんなところを潜れるのか」と、早くも興奮。

シュノーケリングでパチャパチャ遊んでいる人たちを横目にいざ潜水。

 

そこで目にするのは圧倒的な透明度!

 

文字通りの青い洞窟。

 

 

ライトを照らしながらインストラクターさんに導かれるまま洞窟の奥へと進んでいきます。

 

 

ごつごつした鍾乳洞に気をつけながら暗く入り組んだ道をゆっくりと進んでいくのはまさに洞窟ダイビングの醍醐味。

 

 

通常のダイビングと違い、サインもライトを使って出しながらバディたちとコミュニケーションをとります。

 

写真ぶれぶれですみません・・・こうもり洞窟にて

 

途中、休憩で立ち寄ったのはこうもりの洞窟。

コバルトブルーの水面から天井を見上げると野生のこうもりたちがお出迎え。

ここはシュノーケリングでは訪れることの出来ない、ダイバーの聖域。

また潜って、暗い洞窟をあっちへこっちへ。

 

 

ちゃんとコースが決まっていて、同じ道を通らないので最初から最後まで飽きずにアドベンチャーを楽しむことが出来ます。

合計タンク2本、Cenote Dos Ojos (セノーテ ドス オホス)を堪能しました。

終了後タンクの残り圧力も十分で、余裕がありました。

 

私が利用したツアー会社ホームページ(英語)はこちら!

Tulumバス停でバスを降りてすぐのメインストリート沿いにダイビングショップ、ツアー会社がたくさんあるので事前予約していなくてもその場でツアー参加を申し込むことが出来ます。

 

 

トゥルムCenote Dos Ojos (セノーテ ドス オホス) はこんな人にオススメ

淡水で、複雑に入り組んだ洞窟ダイビングが楽しめるのはユカタン半島ならでは

 

他ではできない珍しいダイビング経験がしたい

 

そんな人にはコスメル島の美しい海もいいけど、日を変えてトゥルムのDos Ojos (ドス オホス) にも是非ともチャレンジして欲しいです!

 

但し、ある程度のダイビング経験と語学力は必要!

 

複雑に入り組んだ狭い洞窟の中を進む洞窟ダイビングなので、

 

注意が必要

★ライセンスを取ったばかり
★ライセンスを昔とった以降、何年も潜っていない
★未だに水中で身体を安定させることが出来ず乱高下してしまう
★英語orスペイン語が理解できない 

 

と、この辺にあまり自信の無い人にはオススメしません。

何年も時間をかけて作られた洞窟は、それ自体が自然の財産、傷つけることは避けなければなりませんし、鍾乳洞のようにごつごつとがった岩にぶつかったら危険です。

と、ちょっと脅かして書きましたが、ベテランのインストラクターさんと一緒に潜るので、ちゃんと言うことを理解して注意事項を守ればダイビング経験が浅くても大丈夫です。

参考まで、私はおよそタンク30本目くらいでしたが、何も問題ありませんでした。(一緒にいった友人はタンク15本目くらい)

経験年数よりも言語能力のほうが大事かも知れませんね。

それでは、素敵なダイビングを~

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

一部上場企業での海外営業、シンガポール駐在を経て、いろいろあって気がついたらグアテマラでボランティア。30にして「レールから外れる」を経験した男の働き方観、離婚経験を含む生活観、そしてボランティアとして生活したグアテマラの魅力、スペイン語学習方法を中心に発信します。