青年海外協力隊になったのをきっかけにブログをはじめよう!
そう考えるボランティアの人、たくさんいますよね。
ブログ村とかを見てみるとそのような青年海外協力隊ブログがたくさん出てきます。
チェックしてみる↓
では青年海外協力隊が派遣先の途上国から発信するべき情報ってどんなものか?
多くの場合、
- 現地での活動日記
- 目の当たりにした途上国のリアル
- 国際協力の現場でする心の葛藤と成長する私
といった私的な内容を発信している人が多いように感じます。
でも私は青年海外協力隊こそブログで旅行・観光情報を発信すべきだと思っています。
もちろん、ブログは趣味でやるものですし、何を書こうが個人の自由であることが大前提にあります。
ブログは趣味で家族や友人に近況を報告するために書いているという人はこの記事を読む必要はありません。
家族や友人だけでなく、その国の情報をダイレクトにそれを欲っしている人に伝えたい、という思いでブログを書いている人に向けてこの記事を書きます。
Contents
青年海外協力隊の日記ブログは読まれない
青年海外協力隊になったのをきっかけにブログをはじめました!
という人は本当にたくさんいます。
私の同期にもいっぱいいました。
でも、
青年海外協力隊の任期が満了するまでブログを継続しました!
という人は恐ろしく少ないです。
私の同期も・・・たぶん誰も続けていない(笑)
そう、みんな途中で飽きて止めてしまうのです。
ではなぜみんな途中で飽きてしまうのか?
それはブログが読まれないからです。
「青年海外協力隊として途上国に住む」
確かにそれは貴重な体験かもしれません。
でも、世間の多くの人が注目するほどのプレミアはつきません。
日記ブログが読まれるのは芸能人やスポーツ選手だけです。
たしかに、私も別に有名になりたいわけではありません。
とはいえ、やっぱり時間をかけて書いたものがたくさんの人に読まれたら嬉しいし、逆に読まれなかったら自己肯定感が下がって書くモチベーションがなくなります。
表向きでは別に読まれなくてもいいと言いつつ本音では読まれたい、だからこそ多くの人が結局継続できないのです。
青年海外協力隊のブログが読まれるために
では読まれないブログから読まれるブログに成長させるにはどうすればよいのか?
それは日記を止めて情報発信をすることです。
その情報発信のネタとしておすすめなのが旅行・観光ブログなのです。
旅行・観光ブログといっても、ただの旅行日記とは異なる情報発信が必要です。
「空港から○○までの移動方法」
「おすすめ両替所と両替するときの注意点」
「○○ホテルに泊まった感想・レビュー」
「丸々に行ったら絶対に買うべきお土産はコレ」
「○○でWifiが強いおすすめカフェまとめ」
たとえば上述のように情報を細分化して、その情報を求めている想定読者に向けて1記事1記事丁寧に書くことを心がけます。
そうすると読者に読みやすい文章を意識するようになって文章力も向上するし、ネタも尽きずにブログを書き続けることだできます。
途上国の情報発信といえば世界一周系のバックパッカーたちがいますが、彼らを意識してブログを書き続けることでSEOやキーワードといったことにも自然と理解が深まります。
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途上国の情報を発信するなら旅行・観光ブログが入り口になる
私は別に青年海外協力隊は旅行ブロガーになれ、といっているわけではありません。
ブログでの情報発信の入り口として旅行・観光をテーマに取り上げてみてはどうか?という提案です。
「目の当たりにした途上国のリアル」や、「国際協力の現場での心の葛藤」を発信したい場合でも、結局続かなければ意味がないので、旅行・観光ネタは継続する力をつける練習台のようなイメージです。
また、そもそも多くの人にとって途上国の情報を得るきっかけになるのって、ボランティアでも国際協力でもなく旅行・観光です。
途上国の情報発信をするにあたって旅行・観光情報を整備するのって、いわばその国の玄関をお掃除するようなものです。
そのような情報を整備せずにいきなり「目の当たりにした途上国のリアル」を書いても、それって玄関を掃除しないままトイレをピッカピカに掃除しているようなものではないでしょうか?
青年海外協力隊の情報発信がバックパッカーブログを超えれば
というお言葉はごもっともで、冒頭にも書いたように、あくまでブログは趣味でやるもので、何を書こうが個人の自由であることが大前提にあります。
それでも私には、青年海外協力隊のみなさんに旅行・観光ブログを書いてほしい理由があります。
それは、途上国の情報がバックパッカーブログに偏っていることを危惧しているからです。
若くて体力があり、エコノミーなスタイルでスリルを求めて旅するスタイルのバックパッカーの発信する情報は、その国に生活したことのある人からみると、「治安の悪さ」「危険」「スリル」といったものを必要以上に煽った書き方をしているように感じられます。
青年海外協力隊が滞在しているような国はJICAが案全確保を第一に優先してボランティアを派遣しているので、ルールさえしっかり守れば危険な目にあうリスクを最小限にできるはずです。
そういった治安情報をしっかりと収集せずにその国を通り過ぎただけのバックパッカーが、
財布すられた!この国の治安最悪!
金ぼったくられた!ここの国民は金の亡者だ!
といった情報を発信し、それが世間の常識かのように蔓延してしまうと、その国のイメージダウンにつながってあまり気持ちのいいものではありません。
そういった必要以上に煽られた危険性と実態とのギャップを埋めるために、青年海外協力隊ブログが旅行・観光情報の一環として定期的に受ける安全講習や治安情報の内容などを基にその国の最新のリアルな治安情報を発信すると、よいのかなぁと思うのです。
青年海外協力隊はブログでその国のファンを作ろう
以前、とある青年海外協力隊のボランティアが、
といっていた人が、一方で
といっていました。
この二つは矛盾しています。
有名人じゃないからこそ、Googleさんに情報を届ける橋渡しになってもらう必要があり、だからこそ真摯にSEOを学ぶ必要があるのです。
つまり、「情報発信をがんばること」と「この国のことをもっと多くの人に知って欲しいと思うこと」はイコールでつながる考え方なのです。
青年海外協力隊ブログでその国のファンを作る
それが、私自身がブログを書き続けながら持っていたモチベーションであり、今もその気持ちは変わりません。
そのモチベーションを維持するにあたって、旅行・観光ブログを書くという手段は正しかったと思っています。
青年海外協力隊になってこれからブログをはじめようと思っている人、ブログを始めてみたけどなかなか書くネタがないという人、ぜひ参考にしてみてください。