グアテマラ観光といえば、最初に訪れるのはやっぱりアンティグアですかね!
過去には首都として栄えていたアンティグアですが、1717年に発生した地震をきっかけに多くの建造物が崩壊するなどしました。
その後、首都としての機能はグアテマラシティ移りましたが、アンティグアそのものは当時の景観を保ちながら古都としての魅力ある町となり、世界中から旅人が訪れる観光都市となりました。
アンティグアは町全体が世界遺産として登録され、また、常春といわれるような一年中温暖な気候に恵まれていることもあり、世界中から多くの旅行者が、世界一周中のバックパッカーやセカンドライフを楽しむおじいちゃんおばあちゃんまで、この町を訪れます。
そんな大人気の観光スポット、アンティグアを散策してみましょう!
この記事には日本人観光客があまり知らない穴場スポットの情報も書いています!
それでは行ってみましょう!
Contents
アンティグアへの行き方、おすすめは旅行会社のシャトルバス
空港のあるグアテマラシティから車で1時間ほど、という立地もアンティグアのよいところ。
特に観光する場所もなく、治安も悪い危険なグアテマラシティからはすぐに離れて、先ずはアンティグアを滞在の拠点にしましょう。
グアテマラシティに滞在するという場合は事前にしっかりと治安情報を得て、安全を確保して行動しましょう!
私のブログでまとめた治安情報や交通情報についても参考にしてください▼
おすすめはツアー会社やホテルが運行しているシャトルバスに乗ることです。
ホテルを事前に予約しておけば空港からホテルまでドアトゥドアで送ってくれます。
アンティグアにある日本人宿として有名なペンション田代も空港出迎えサービスをしてくれているので、英語やスペイン語に自信がないという方はこちらも利用できます。
グアテマラは銃社会です。安全をお金で買うことを意識しましょう。
アンティグア散策、観光スポットや見所を一気に紹介
アンティグアの地図がこちら。道が格子状で日本の奈良や京都の道を彷彿とさせます。
町の真南には富士山とも例えられる美しいフォルムが特徴のアグア山が見えます。
道が格子状でしかも南にはアグア山、これで方向音痴の私でも地図なしで歩けます!
また、見ての通り、行動範囲となるのはだいたい中心地の1km四方くらいなので、めちゃくちゃコンパクトで、徒歩でも丸1日あれば回りきってしまいます。
古都の景観を保存しているアンティグアの中心地はほとんどがこのような石畳の道です。ヒールの高い靴やサンダルでは歩きにくいので、動きやすいスニーカーを履いて散策するのがおすすめ!
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アンティグアの観光・散策におすすめの見所スポット
それではアンティグアの見所をひとつひとつ見ていきましょう。
アンティグア観光の見所1 メルセー教会とエルアルコ
メルセー教会は1717年に発生した地震も奇跡的にほぼ無傷でくぐりぬけた、アンティグアに現存する教会の中でも最も保存状態のいいものの一つ。
そのメルセー教会の向かいにあるのがエルアルコと呼ばれる時計台。これも、アンティグアのランドマーク的な建造物としてよく旅行本の写真に登場しますね。
アンティグア観光の見所2 パルケセントラル(中央公園)
エルアルコからずーっと南側にのびる道は歩行者天国になっていて、道沿いにはたくさんのレストランがあったり道路ではたくさんの人がお土産を売ったりしています。
まっすぐいった突き当たりにあるのがパルケセントラル(中央公園)です。
どこから水出してんだい!
と、思わずツッコミを入れたくなるような噴水を中心に、
大聖堂や宮殿など、多くのフォトジェニックな建造物が周りを取り囲んでいます。
アンティグア観光の見所3 メルカド(市場)
パルケから西にずーっと歩いていくと今度はチキンバスターミナルの近くにはアンティグアのメルカドがあります。
アンティグアのメルカドの日は月曜日、木曜日、そして土曜日です。他の曜日でもやっていることはやっていますが、この3つの曜日に行くと盛り上がりが全然違います。お土産を買うというよりもローカルの雰囲気を体験しにいく、といった感じです。
在住者からちょこっと耳寄り情報
メルカドの中に、なにやら見慣れた文字が・・・
に・・・日本語だ!
日本人のご主人がやっているお肉屋さんがメルカドの日にお店を出しています。
ここで食べられるカツ丼が絶品!
グアテマラで生活して日本食に飢えている私のような人間には憩いの場所になっています。
[要注意]アンティグア観光の見所4 十字架の丘
最後に、少し離れてアンティグアの町を一望できる十字架の丘
ただし、ここは危険なので注意が必要です!
十字架の丘は外国人観光客を狙った強盗が多発することで有名です。日中は見張りの警察官が立っているほど!
・絶対に一人で行かない
・なるべく男性を伴って行く
・絶対に日中明るいときに行く
これらの条件を満たした上で行きましょう。
もしアンティグアの町を一望できる景色がお望みであれば記事の後半で紹介しているアンティグア観光の穴場、治安もよくてオシャレなレストランが併設されたサンクリストバルエルアルトが断然おすすめですよ↓↓↓
アンティグアで一息つこうおすすめのWiFiが強いカフェ
散策に疲れたらちょっと一休み。
アンティグアにはオシャレなカフェがたっくさんあるので休憩場所に困ることはありません。是非、自分の感性を信じてフラっと入ってみることをおすすめします。
ただ、なかでも「Wifiが強くて安定しているところに入りたい」という目的があって休憩場所を探している人に向けて3つのカフェを紹介しておきましょう。
アンティグアでおいしいチーズケーキ!?おすすめのカフェコンデサ
グアテマラに来て日本食の次に恋しくなるのが美味しいケーキだったりします。グアテマラで見かけるケーキって、なんていうかその、やたらカラフルな色使いだったり、スポンジがべチャっとしていたり・・・
そんなときに食べたくなるのがカフェコンデンサのチーズケーキ。
パルケセントラルからすぐそこに位置する好立地でグアテマラを訪れる観光客にも言わずもがなの人気のスポット。
ここで食べるチーズケーキが、んまぁ美味しい!
とにかくケーキが食べたくなったらここですね。
アンティグアでWifiが強くて安定したカフェ!おすすめのカフェウニオン
色んなカフェに入ってブログを書いたりメッセージのやり取りをしましたが、中でも一番WiFiが強くて安定していたのがカフェウニオンでした。
場所はパルケセントラルからやや南東側、歩いて5分もかかりません。
内装も落ち着いたオシャレな雰囲気、店員さんも気さくでいい感じでした。
ここのおすすめはチャイラテです。
世界一オシャレ!?アンティグアのマクドナルドでアグア山を眺めながらハンバーガー
さて、もう一つ是非おすすめしたいのがアンティグアのマクドナルド
と、思っているそこのあなた、侮ってはいけません。アンティグアのマクドナルドは世界一オシャレといわれています。
アンティグアは景観を維持することが法律で定められているため、あのトレードマークの大きな黄色いMは封印されていて、外から見ただけだと気づかずに見逃してしまうくらい。
そんな美しい中庭ではドナルドくんがアグア山を眺めながらくつろいでいます。
WiFiも安定しているし、注文はタッチパネルで完結できるなど設備も充実
夜のアンティグア散策 お酒と音楽とシーシャと美味しいごはん
アンティグアは夜も賑やかです。昼間は真面目にスペイン語を勉強していた欧米人も夜になるとお出かけして、町全体がパリピな雰囲気に包まれます。
私自身はパリピな雰囲気はあまり得意ではありませんが、わかる範囲で紹介します。
Cafe No Sé
パルケセントラルの東側、パリピ系の欧米人が集まるアンティグアのバーです。Cafe No Séという名前ですが、バーです。
狭くて薄暗い雰囲気と音楽と談笑する外国人たち。
聞こえてくるのはほとんど英語です。
Cafe Sky
Cafe No Séのお隣にあるCafe Sky、こちらも名前はCafeとなっていますがヨーロッパやアメリカからの外国人が集うバーです。
吹き抜けになっている大きなテラス席でお酒を飲めるビアガーデンのような感じ。広々としていて音楽もうるさくないのであまりパリピ系な雰囲気が苦手な人でも楽しめます。
Gaia
先ほども紹介したアンティグアのランドマーク的建造物、エルアルコの足元のところにあるシーシャバーです。
シーシャが好きなひと、外国の雰囲気が味わいたいという人は是非どーぞ
Rainbow Cafe
店内がうるさいの苦手!昼も夜もゆっくりまったり過ごしたい!という人にはRainbow Cafe(レインボーカフェ)がおすすめ。
ゆったりとしてオシャレな雰囲気で夜の時間も過ごすことができます。
たまに、バンドがきて生演奏をしてくれることも。
Hector`s Bistro
メルセー教会の真向かいにある本格フランス料理店。
ちょっと豪華にディナーしたいという人におすすめ。
鴨肉のステーキとエビのアヒージョが絶品です!
あげだしたらキリがないのでこの辺にしておきます。他にもイタリアンや中華やステーキ、もちろん日本食も!アンティグアはとにかくバーやレストランが充実しています。
アンティグアから行けるおすすめ日帰り観光ツアー(穴場スポットあり)
上述の通り、アンティグアは狭くて徒歩でも一日で回りきれるサイズ感です。何日か過ごすと若干、手持ち無沙汰になってしまうかもしれませんね。
そこで、長期滞在を予定しているならアンティグアから日帰りでいける観光ツアーに参加してみるといいです。
アンティグアにたくさんあるツアー会社の他、スペイン語学校でもこれらのツアーを企画しています。
私が参加したことがあるのは、
コーヒー農園見学ツアー
アンティグアにあるコーヒー農園を見学できます。
コーヒーの収穫から出荷に至るまでの工程を見学できたり、その場で実際に試飲したり、コーヒー豆を食べてみたり(めっちゃ苦いw)、グアテマラのコーヒーのことをたくさん学べますよ。
写真はコーヒー豆を乾かしているところです。すごい量ですね!
マカダミア農園見学ツアー
コーヒーほど有名ではないけど、アンティグアには大きなマカダミア農園もあります。
ここのチョコレートは絶品です!
マカダミアオイルでマッサージしてくれるサービスもあります。
カルチャーセンター見学ツアー
グアテマラの伝統衣装、ダンス、楽器、儀式など様々な歴史や文化を見ることができるカルチャーセンター。
ここでマヤ系先住民インディヘナの生活や価値観をお勉強しておくと、後のグアテマラ旅行に役立つかもしれません。
実際に触れたり楽器を体験したりすることも可能です。
ボルカン(火山)ツアーもあるようですが、私はいったことがありません。私の所属する組織は安全上の問題でボルカンツアーを禁止していますし。
自然が大好き!という人にはボルカンツアーより以下の穴場情報がおすすめ↓↓↓
日本人観光客にあまり知られていない超穴場!アンティグア・サンクリストバルエルアルト
アンティグアからバスで15分くらいのサンクリストバルエルアルトには実は日本のボランティアも配属されていて、そこでは住民達の組織化が進み、地域経済の活性化のために活動しています。
そんなサンクリストバルエルアルトで開催されているエコツーリズムはアンティグアの自然や雄大なアグア山、周辺で獲れる木の実やフルーツの情報、野生の動物の情報など、自然に関するさまざまなお話を聞くことができます。
アンティグアと違って、サンクリストバルエルアルトからみるアグア山は人や建物が写りこみません。大自然の中にある本来のアグア山の姿です。
また、サンクリストバルエルアルトにはアンティグアの町を一望できる素敵なレストランもあります。オーガニックの野菜で作られたおいしい食事を夕日や夜景を見ながら、なんて、とっても贅沢な時間です。
十字架の丘は危険地域なので、アンティグアを一望する夕焼けや夜景は見ることができません。サンクリストバルエルアルトなら、ホテルもあるのでアンティグアの夜景を心行くまで楽しむことができます。(しかもオーガニック野菜のおいしいご飯を食べながら)
気になる方はホームページをチェック▼
ボランティアが作ったサンクリストバルエルアルト観光ページがこちら
スペイン語で書かれているのでわかりにくいですが、Nim Po`tというエルアルコの近くにあるお土産屋さんから定期的にバスが出ているのでそれに乗ってサンクリストバルエルアルトにいくことができます。
おまけ、世界中の観光客がアンティグアに押し寄せる年に一度のビッグイベント
うおおお、なんだこの美しい絨毯は?
これはアンティグアで行われるイースター(スペイン語でセマナサンタ)、復活祭の写真です。
時期は毎年変わりますがだいたい3月末から4月中旬くらいの間に行われます。
この時期はアンティグアの人口よりも多くの観光客がアンティグアに押し寄せるイベントです。
そしてもう一つ
ななな、なんだこのでっかい凧は?
これはグアテマラの死者の日に行われる大凧揚げの様子です。
時期は毎年11月1日に行われます。
死者の日は日本でいうお盆のようなイベント、映画「リメンバーミー」でも一躍有名ですよね。
これらのビッグイベントを余すことなく満喫したい方はこちらの記事を参考にしてください▼
もうひとつおまけにこちら!
常春のさわやかな空気、世界遺産の景観、アグア山など雄大な自然の中を走るハーフマラソン大会もおすすめです▼
グアテマラ・アンティグアのおすすめ観光情報でした
一つの記事にいーーーっぱい詰め込んだアンティグアのおすすめ観光情報でした!
短期間でぐるっと観光するよりもスペイン語を勉強しながらのんびり滞在するのに適した町かな、と個人的には思います。
この記事では紹介しきれないほど、まだまだ魅力が詰まったアンティグア。是非、あなたにとっての素敵なアンティグアを見つけてください!
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>>>グアテマラ旅行者が安全に観光するための移動交通手段(チキンバス、タクシー、など)
>>>グアテマラの古都アンティグアで世界が注目する壮大なイースター(セマナサンタ)をご紹介
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