グアテマラ旅行の目玉といえば・・・
ジャングルの中にひっそりとたたずむ古代マヤ文明の遺跡
ティカル遺跡!
ミステリアスで神秘的な世界遺産の遺跡・・・
そんなグアテマラ観光の一番の見所ともいうべきティカル遺跡ですが、訪れるのはきっと一生に一度、せっかく訪れるのであれば100%満喫したいところ!
そんな観光客にむけた3つのアドバイス、
・絶対にツアーでいくべき!
・絶対にサンライズツアーに参加するべき!
・絶対にティカル遺跡敷地内のホテルに泊まるべき!
この理由について説明します。
ちなみに私は2回訪れたことがあるので、その経験に基づいてアドバイスします。
また、つい最近ティカル遺跡の入場についてとある大きな変化がありました。2016年以前の古い旅行ガイドやブログには載っていない内容で、非常に注意すべき点があるのでそこを細かく書きました。お見逃しなく!
Contents
グアテマラの世界遺産ティカル遺跡の観光基本情報、行き方、入場料
本題に入る前にざっくりとティカル遺跡の観光基本情報についておさらい。
ティカルは、グアテマラのペテン低地にあった古典期マヤの大都市である[1]。マヤ文明の政治、経済中心都市として紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄を極めた。ティカルの遺跡は1979年に世界遺産の複合遺産に登録された。
Wikipediaティカルより
いわずと知れた古代マヤ文明の遺跡の中でも最大級の規模を誇るもの。遺跡の中央にある高さ47メートルにも及ぶピラミッドはマヤ文明の象徴ともいうべき歴史的な建造物です。
ちなみに外国人観光客にとっては絶対に行きたい観光スポットですが、ティカルに行ったことのないグアテマラ人は意外と多いです。
グアテマラのティカル遺跡への行き方
場所はグアテマラ北部のペテン県に位置し、多くの観光客はペテン県随一の観光地であるフローレス島を拠点にティカル遺跡を目指します。
フローレス島まではグアテマラシティから飛行機で1時間もあれば到着します。グアテマラシティ-フローレス間の飛行機はTAGというグアテマラローカルの航空会社や、コロンビアの大手航空会社アビアンカ航空が運営しています。
飛行機のチケットはExpediaなどの日本人にも馴染みのあるエージェントで買うことができるので安心です(日本語対応)。
このフローレス島からティカル遺跡まではバスで1時間半ほどかかります。ただしバスの定期便のようなものはありません。フローレス島には多くのツアー会社がティカル遺跡ツアーを主催していますので、そのいずれかのツアーオフィスで往復のバスチケットを買いましょう。
複数のツアー会社がティカル-フローレス間の往復バスを運営していますが、帰りのバスにうまく合流できないというトラブルがあります。
・自分のバス会社の名前
・帰りのバスの時間と待ち合わせ場所
・一緒に同乗している他の観光客の特徴
この辺をしっかりと覚えて、支払いレシートを無くさないようにして、帰りのバスに置いていかれないように注意してください!
飛行機以外のグアテマラの移動手段については以下の記事にまとめてありますので参考にしてください▼
グアテマラのティカル遺跡の入場料
2018年時点での入場料は150ケツァール(2400円程度)です。
更に、サンライズツアーやサンセットツアーに参加する人は余分に100ケツァール(1600円)かかります。
これは、サンライズツアーやサンセットツアーはティカル遺跡が閉園している早朝(または夜)に特別にツアー参加者のためだけに開園する、という扱いになるためです。
要注意!グアテマラのティカル遺跡入場に際しての支払いルール
ティカル遺跡の入場はBanruralというグアテマラの大手銀行が取り仕切っています(緑色の看板が目印!)
入場料は銀行に支払い、それと引き換えにもらえるレシート(上に貼った写真)が入場チケットの代わりになります。
ティカル遺跡の入り口にはチケット販売所はありませんので、事前にこの銀行で支払いを済ませておかないと入れません!
ツアーバスでフローレスからティカル遺跡に向かう途中の
このへんにBanruralの出張所があり、そこで買うのが最後のチャンスです。
ツアーバスがこの出張所に立ち寄ってくれますが、フローレスからのサンライズツアーなどで早朝にここを通過する場合はこの出張所が閉まっている場合もあります。
日中の移動ができない人は事前に他のBanruralで支払いを済ませておきましょう。
また、サンライズツアーやサンセットツアーに参加する場合は窓口の人にその旨をきちんと伝え、入場料のほかに100ケツァールの追加料金を払うのも忘れないようにしましょう!
しつこいようですが、ここで買い損ねたら、せっかくティカル遺跡の目の前まで行っても入場できない可能性がありますのでくれぐれも注意してください。
ちなみにBanruralが入場を取り仕切るようになったのはつい最近のことなので、古い旅行ガイドやブログにはこのことが書かれていません!(元々は銀行を介す必要がなく、ある程度融通も利いたとのこと)
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グアテマラの世界遺産ティカル遺跡を観光するならツアーに参加するべき!
冒頭にもいったように、ティカル遺跡は空港のあるフローレスからツアーがたくさん出ているので、それに参加することをおすすめします。
フローレスの町をひとたび離れたら回りはひとけの無いジャングルです。
また、ティカル遺跡というのはあの有名なピラミッドだけでなく、広い敷地の中にたくさんの建造物や石碑が残る遺跡群です。
何も知らずに行ってもその建造物がどのような意味を持っているのか、そこではどんな行事が行われていたのか、といった説明を聞きながら現地のガイドさんと一緒に広い敷地を効率よく回るのがベストです。
安全を確保する意味でも、観光を満喫する意味でも、お金を払ってツアーに参加しましょう。
幸いにも、ツアー会社が複数入っていて競争原理が働いているので、法外に高い値段が設定されている、ということはありません。
ちなみに私も複数回ってみましたが、だいたい10~20ケツァール(300円)くらいの値段差しかありませんでした。
ティカル遺跡を観光するならサンライズないしサンセットツアーに参加するべき!
ティカル遺跡を巡るツアーは大きく分けて3種類あります。
・早朝に行って朝日が昇るのを見るサンライズツアー
・日中に行くツアー
・夕方に行って夕日が沈むのを見るサンセットツアー
せっかくツアーに参加するならサンライズないしサンセットのツアーに参加しましょう!
ジャングルにひっそりとそびえるティカル遺跡を眺めながら拝む朝日や夕日ほど神秘的なものはありません。
私ももちろん・・・
見てきましたよ~!!
コチラ!!!
残念ながら雲がかかっていて朝日を見ることはできませんでした・・・こればかりは運でございます・・・とほほ
まあでもしばらくしたら雲も晴れてごらんの景色!朝日のときだけ厚い雲が・・・とほほ・・・
乾季のベストシーズンは1月終わり~3月頭くらいです。私が行ったのは3月終わりくらいでちょっと遅かったかな。
ティカル観光にサンライズツアーをおすすめするもう一つの理由
でも、サンライズ・サンセットツアーをおすすめする理由は、単に朝日や夕日を見たいがためだけではありません。
上に貼ったのはお昼のツアーで見にいったときの写真です。
日中に行くとこのように他の観光客がたくさんいて、観光客が写りこまないように遺跡の写真を撮るのが少し困難になります。特にあの有名なピラミッドの前には常に、他の観光客が写真の順番待ちをしているような状態です。
一生に一度のチャンスですし、せっかくなので遺跡の写真をキレイにバッチリ撮るためにも、他の観光客が少ないサンライズツアーやサンセットツアーに参加しましょう!
ティカルを観光するなら遺跡の敷地内のホテルに泊まるべき!
確かにサンライズやサンセットは魅力的だけど、フローレス島からの参加は早朝3時に出発しなければなりません。さすがに体力的にキツイ・・・
そんな観光客もご安心!ティカル遺跡の敷地内には3つのホテルがありますので。このいずれかに泊まってそこから参加することも可能です。
ティカル遺跡の敷地内にある3つのホテルは
・Hotel Jungle Lodge Tikal(ホテルジャングルロッジティカル)
・Hotel Jaguar Inn Tikal(ホテルジャガーインティカル)
・Tikal Inn(ティカルイン)
ホテルから参加すれば出発時間に余裕ができるし(とはいえ4時半とかですけど、3時よりはマシ!)、何よりツアーが終わったらすぐにホテルに戻ってまた一休みできます。(プールで涼んだりお酒をのんだり)
荷物もホテルの部屋に置いたままでいいので安心です。
ティカル遺跡の観光におすすめのコース
以上のことを踏まえると、ティカル遺跡観光のおすすめコースはだいたいこんな感じです(サンライズツアーの場合)
–1日目—
グアテマラシティ⇒フローレス(飛行機で移動)
↓
フローレス島で往復バスとサンライズツアーへの参加申し込み
↓
ツアーバスでティカル遺跡へ移動、途中Banruralの出張所で入場料 + サンライズツアーの追加料金を支払う(忘れないよう注意!)
↓
ティカル遺跡敷地内のホテルに宿泊
–2日目—
早朝サンライズツアーに参加
↓
疲れた~という人はホテルで休憩、疲れてないという人はもう一度遺跡散策
↓
ツアーバスでフローレスに戻る
と、こんな感じかなぁと思います。
フローレス島も小さくてかわいい島で、観光客向けのホテルやレストランも充実した場所ですので、フローレス島に戻ったらそこでもう1泊してゆったりとした時間を過ごすのもよいかと思います。
一生に一度のティカル遺跡観光を満喫しましょう!
遠い日本からはるばるやってきて訪れる、一生に一度あるかないかのティカル遺跡、事前に情報を収集して充実したものにしましょう!
このブログもそんな日本からの観光客のどなたかのお力に添えられれば幸いです。
また、なんども口すっぱくいいますが、Banrural銀行への入場料(とサンライズまたはサンセットツアーの追加金)は忘れることなく確実に支払いを済ませてからティカル遺跡に向かいましょう。
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